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市況レポート Vol.149

2014.08.01

 

先週の22日に関東甲信地方で、また今週の28日には北陸、東北地方でも梅雨明けをして、日本列島は広い範囲で晴れているところが多く、強い日差しが照りつけ、夏本場を迎えました。台風12号が発生していて、沖縄・九州地方では天気が崩れてきていますが、関東地方では本日も蒸し暑い一日となっています。7月下旬の市場状況から見てみると、今週に入り、白菊の下位等級を中心に入荷量が減り単価の下落傾向には歯止めがかかりました。8月盆向け用は前進傾向で上位等級がでてきており、市況は小幅な上昇にとどまっています。そして、本日は輪菊の下位等級の価格が上昇し、また週末の洋花需要の引合いにより、7月30日(水)に比べると平均単価は1割程の上昇に転じました。7月のトータルを見ると、1ケ月を通じて単価安傾向が続いたことで、昨年比では入荷減の単価安での市況推移となりました。なお、1ケ月のトータルは、今年の方が表日が1日少ない数字となります。(表1、2参照)
さて、8月盆に向けての菊類の状況ですが、輪菊に関しては概ね前進傾向となっており、来週の初めにピークをむかえ、翌週の11日(月)には入荷量はかなり少なくなる見込みです。小菊も白を中心に前進傾向となっており、輪菊と同様に来週中にピークをむかえ緩やかに減少していく見込みです。注文のピークは8日(金)となっており、このまま前進傾向でいくと8日には、強めの市況となることも予想されます。菊類等、早めに準備できるものは少しづつ確保しておいたほうが良さそうです。前回触れましたが、一昨年は盆入り前の10日、盆入り後の13日に大幅続伸の高値となっています。来週に入り大幅な前進傾向の入荷量となるような時は十分に注意して下さい。

先週の22日に関東甲信地方で、また今週の28日には北陸、東北地方でも梅雨明けをして、日本列島は広い範囲で晴れているところが多く、強い日差しが照りつけ、夏本場を迎えました。台風12号が発生していて、沖縄・九州地方では天気が崩れてきていますが、関東地方では本日も蒸し暑い一日となっています。7月下旬の市場状況から見てみると、今週に入り、白菊の下位等級を中心に入荷量が減り単価の下落傾向には歯止めがかかりました。8月盆向け用は前進傾向で上位等級がでてきており、市況は小幅な上昇にとどまっています。そして、本日は輪菊の下位等級の価格が上昇し、また週末の洋花需要の引合いにより、7月30日(水)に比べると平均単価は1割程の上昇に転じました。7月のトータルを見ると、1ケ月を通じて単価安傾向が続いたことで、昨年比では入荷減の単価安での市況推移となりました。なお、1ケ月のトータルは、今年の方が表日が1日少ない数字となります。(表1、2参照)

さて、8月盆に向けての菊類の状況ですが、輪菊に関しては概ね前進傾向となっており、来週の初めにピークをむかえ、翌週の11日(月)には入荷量はかなり少なくなる見込みです。小菊も白を中心に前進傾向となっており、輪菊と同様に来週中にピークをむかえ緩やかに減少していく見込みです。注文のピークは8日(金)となっており、このまま前進傾向でいくと8日には、強めの市況となることも予想されます。菊類等、早めに準備できるものは少しづつ確保しておいたほうが良さそうです。前回触れましたが、一昨年は盆入り前の10日、盆入り後の13日に大幅続伸の高値となっています。来週に入り大幅な前進傾向の入荷量となるような時は十分に注意して下さい。

営業本部部長 今井克己

表1 <2014年7月第4週~第5週 2013年度対比> 

 
7月21日(月) 7月23日(水) 7月25日(金)  7月28日(月) 7月30日(水) 8月1日(金)
OTA 入荷口数 107.8  99.9  104.0  104.5  103.2  96.3 
  平均単価 87.8  91.0  97.8  87.6  86.7  86.5 
FAJ 入荷口数 95.1  100.6  100.8  111.1  106.3  111.1 

平均単価 87.7  92.1  94.7  85.4  81.5  87.8 

(%)

表2 <7月トータル 2013年度対比> 

    7月合計
OTA 入荷口数 95.5 
  平均単価 86.5 
FAJ 入荷口数 92.3 
  平均単価 86.0 

 (%)