今週の12日（月）に、高知県四万十市で41.0度を記録し、これまでの全国の最高気温だった40.9度を塗り替え最高気温の記録を更新しました。関東地方でも、猛暑日が続いており小売りの販売には厳しい日々が続いております。さて、先週末から8月盆の仕入れピークを迎えました。市場の動向をみると、前進傾向できていた小菊等は順調な入荷で推移し注文品に対しても前倒し気味での対応となりました。また、リンドウは昨年と比べると2割程度入荷が少なく、注文品も不足の状況となりました。全般的に前進傾向といわれた中で、前述のように注文の前倒し対応などもあり、5日～7日までは予想していたほどは入荷量が増えずやや強めでの市況推移となりました。そして、9日の金曜日には入荷がピークとなり、小菊等は、やや遅れていた産地からの入荷もあり落ち着いた相場での推移となり、全体的には入荷のピークとなったこの日にやや弱め気配の市況となりました。そして、週明けの12日月曜日も順調な入荷量となり大幅に価格を下げることとなりました（表1参照）。14日に水曜日からは入荷量も落ち着きましたが、昨年とくらべると単価安での市況推移となりました。今週から、白菊の上位等級の入荷が少なくなってきています。来週からは、業務用の引き合いはやや強くなりそうです。まだまだ、暑い日が続きます。皆様も体調管理にはくれぐれもご注意ください。

営業本部　今井克己

表1　<2013年8月第2週～第3週　2012年度対比> 

 （%）