市況レポート Vol.84
2011.12.02
いよいよ12月に入り冷え込みが厳しい日も増えてきました。昨日から本日にかけては、特に寒い日となり真冬並みの冷え込みでした。11月中は比較的に穏やかな気候だった為、年末に向けての荷も菊類等は前進傾向で出てくる見込みでしたが、ここでの冷え込みでやや鈍ってきそうな感じです。11月後半の2週間の市場の状況をみてみると、OTA市場は昨年対比で入荷数量、11月21日月曜+7.7%、23日水曜+0.6%、25日金曜-4.1%、同平均単価、-12.8%、-9.8%、-10.5%、入荷数量、11月28日月曜日-3.6%、11月30日水曜+7.9%、日金曜+5.8%、同平均単価、-1.4%、-1.3%、+5.4%、FAJ市場は昨年対比で入荷数量、11月21日月曜-1.8%、23日水曜-5.0%、25日金曜-7.6%、同平均単価、-10.0%、-6.2%、-7.9%、入荷数量、11月28日月曜日-9.0%、11月30日水曜-3.3%、12月2日金曜-3.0%、同平均単価、+5.3%、±0%、+13.2%となっています。11月の後半は、入荷も横ばいから少なめの傾向でありながら単価安傾向だったことが数字に出ています。また、11月の月間実績では、OTA市場は入荷数量+4.0%、取扱金額-12.0%、平均単価-15.3%、FAJ市場は入荷数量-4.0%、取扱金額-15.0%、平均単価-12.5%となっています。11月は、昨年と比べると単価安で推移したことが分かります。これから年末に向けてですが、バラは品薄傾向が続きそうです。また、クリスマス需要で赤系の引き合いが強いものが多くなってきていますので早めのご注文をお願いします。日本水仙は前進傾向です。鉄砲百合は鹿児島産の入荷が少なく品薄傾向が予想されています。菊類の注文は23、26日の両日に集中しているようです。また、年明けの業務、婚礼分のご注文に関しても早めにご相談下さい。
カテゴリー
年別