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市況レポート Vol.313

2022.08.12

8月前半は、酷暑による高温抑制、高温障害のため、入荷量が減少し異例の高値続きで、前進開花で潤沢だった昨年と比較をすると1割~3割の高値となりました。

菊類全般を中心に、トルコキキョウ、カスミソウ、リンドウ、カーネーション、草花などの高温続きで開花が遅れ、減少。輸入品も円安、輸送費の高騰で減少。お盆明けからは入荷量はやや増加する見通しです。

今年の9月はお月見が10日と例年よりも早く、ススキ・ワレモコウなどの商材が出揃わないため、代替品で提案が必要です。お月見・3連休・お彼岸・ブライダル・敬老の日・国葬など需要期の入荷が懸念されます。早めのご注文で安定価格でのご購入をお奨めいたします。

 

表:大田花き・FAJ各市場の入荷量・金額・平均単価について