先週末から9月に入りました。1日、2日の両日は大気の状況も不安定で雷雨をともなう雨模様の天気となりました。久しぶりの雨のせいで涼しくもなり、ようやく秋の訪れが感じられるようになってきました。8月の最終週からの市場の状況をみると、小菊はまだ逼迫感はあるものの、菊類の入荷は徐々に増えてきており、8月後半は入荷増で価格は横ばい傾向での推移となりました（表1・2参照）。8月の切花月間実績では、昨年対比でＯＴＡ市場は入荷数量+1.1％、取扱金額+1.4％、平均単価+0.3％、ＦＡＪ市場は入荷数量+8.6％、取扱金額+7.9％、平均単価-0.6％となっています。今月は、9日（日）重陽の節句、17日（月）敬老の日、19日（水）お彼岸の入り、30日（日）中秋の名月（お月見）があります（資料1参照）。また、中旬以降は婚礼需要も多くなり、お花の需要も活発となってきます。今後は菊類を中心に、お彼岸へ向けて入荷は増えて行き、遅れていた荷物も17日（月）頃までには出てくる見込みですが、いろいろな需要が重なり、ピークを向えますので、必要な商品の手配はお早目のご注文をお願いいたします。
 

営業本部　今井克己

表1　<２０１１年度対比> 

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