4月に入り、ようやく春らしい暖かい日が増えてきました。先週末にかけては、満開の桜も見られるようになり、日中は20℃を超える日もあり一気に春到来といった感じです。スイートピー、チューリップ、ストック、ラナンキュラス等は終わりの時期を迎えました。ヒマワリ、紅花等の初夏の花が出始め市場の花も様変わりしてきています。4月上旬の市場状況をみると、入荷量も一昨年並みで推移してきていますが、国産に関してはやや少なく、ＦＡＪは輸入品が増えている為に全体量が増えている傾向にあります。先週までは、単価安傾向でしたが、今週に入ると単価もやや上昇傾向にあり一昨年並みでの推移となっています（表1.2参照）。今週に入ると、国産の草花類、球根類、バラ等も入荷が増えてきており、本日は大田花きでも一昨年の入荷を6％程上回りました。市況は、輪菊が品薄により高値傾向が続いており、ようやく増えてきた国産品や輸入品等の入荷により価格が落ち着いている状況になっています。母の日に向けての商材に関しては、コロンビア産カーネ等も順調に出てくる見込みですが、品種指定等がある場合には、お早目のご注文をお願いします。

営業本部　今井克己

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