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市況レポート Vol.82

2011.11.04

今週から11月に入り、今年も残り2か月あまりとなりました。朝晩は寒い日も多く、日中との寒暖の差も大きい日が多くなってきました。10月の後半は、入荷も順調に推移し落ち着いた市況でしたが、今週に入ると文化の日をはさんで週末の日柄も良く、婚礼需要を中心にやや強めの市況となりました。ここ2週間の市場の状況をみてみると、OTA市場は昨年対比で入荷数量、10月24日月曜+4.7%、26日水曜+7.6%、28日金曜+6.1%、同平均単価、-10.0%、-16.5%、-16.9%、入荷数量、10月31日月曜日+8.9%、11月2日水曜+11.5%、4日金曜+13.0%、同平均単価、-9.4%、-7.0%、-12.7%、FAJ市場は昨年対比で入荷数量、10月24日月曜+4.2%、26日水曜+3.8%、28日金曜-2.4%、同平均単価、-7.4%、-25.8%、-7.0%、入荷数量、10月31日月曜日+1.3%、11月2日水曜+3.2%、4日金曜-0.5%、同平均単価、-11.2%、-2.9%、-10.6%となっています。今週に入り水曜日は需要が集中したために入荷量も増えてはいましたがやや強めの市況となりました。しかし、本日金曜日には再び落ち着いた市況となりました。また、10月の月間実績では、OTA市場は入荷数量+3.0%、取扱金額+4.0%、平均単価+2.4%、FAJ市場は入荷数量-0.9%、取扱金額+4.9%、平均単価+5.1%となっています。クリスマスやお歳暮商戦に向け、白ヌリ、コットン、モミ枝等、鉢物ではシクラメン、ポインセチア等といった商品も多く出回り始めています。チューリップ、スイートピー等も出始めており、いよいよ年末商戦へ突入という雰囲気が出てきました。今後は、暖地の産地からの出荷量も順調な見通しで、しばらくは、落ち着いた市況での推移が見込まれます。トルコキキョウも静岡産、九州産の入荷量が日に日に増えてきています。

営業本部 今井克己