10月に入り、寒波の影響により朝晩と冷え込みが厳しく低温の日が続きました。また、台風15号の被害もあり入荷が著しく落ち込みました。この３連休のブライダル需要、葬儀需要等で市場は菊類、バラを中心に今年の最高値を更新する相場となりました。今週の市場の状況をみてみると、ＯＴＡ市場は昨年対比で入荷数量、10月3日月曜+4.0％、5日水曜-5.3％、7日金曜-6.9％、同平均単価、+10.9％、+9.0％、+14.2％、ＦＡＪ市場は昨年対比で入荷数量、10月3日月曜+6.7％、5日水曜-8.1％、7日金曜-2.5％、同平均単価、+19.3％、+4.3％、+14.8％となっています。週中から入荷が減り高値水準であったことが見て取れます。菊類は今月中旬までは微増傾向で、しばらくは品薄感が続きそうです。また、トルコキキョウ、バラ等の洋花も同様の傾向ですので引き続きご注文は早めにお願いいたします。また、9月の月間実績では、ＯＴＡ市場は入荷数量+5.2％、取扱金額-1.3％、平均単価-7.9％、ＦＡＪ市場は入荷数量+1.0％、取扱金額-3.0％、平均単価-4.0％となっています。今後は、ネイティブ系や、ドライ系の切り花の入荷が増えていきます。気温の変化が激しい時期でもありますので、皆様におかれましても健康には十分留意してください。