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市況レポート Vol.76

2011.08.19

本年の8月盆の入荷動向は、小菊を中心とする菊類の生育遅れの為、前半は品薄で単価高傾向にありましたが2週目に入ると入荷も急増し持ち合いの市況状況となりました。 8月2週目からの市場の状況をみてみると、OTA市場は昨年対比で入荷数量、8月8日月曜+5.7%、10日水曜+17.0%、12日金曜+24.8%、同平均単価、-5.5%、-10.7%、-15.1%、入荷数量、8月15日月曜日+2.5%、17日水曜-8.9%、19日金曜-5.6%、同平均単価、-16.5%、-7.6%、-4.6%、FAJ市場は昨年対比で入荷数量、8月8日月曜+30.5%、10日水曜+32.0%、12日金曜+8.8%、同平均単価、-7.1%、-11.9%、-11.8%、入荷数量、8月15日月曜日-9.8%、17日水曜-16.4%、19日金曜-10.4%、同平均単価、-12.0%、+4.2%、+4.3%となっています。今月前半に遅れていた菊類の入荷が2週目から急激に増えたため市場は昨年対比では大幅な入荷増となりました。量販店等の仕入れピークが過ぎてしまったこともあり、結果としては単価は昨年と比べるとかなり弱含みで推移しました。お盆明けの週からは、酷暑が続いていることもあり、入荷も落ち着き弱めの市況状況となっています。来週以降も市況的には弱めの持ち合い傾向にあると思われますが、白菊の上位等級品など暑さの影響により品薄傾向にある商品もありますので注意が必要です。

営業本部 今井克己