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市況レポート Vol.73

2011.07.08

7月に入っても暑い日が続き、新盆前の需要期を向かえる時期ですが、菊類を中心に入荷が少なくお盆商材は品薄の状況です。今月に入ってからの市場の状況をみてみると、OTA市場は昨年対比で入荷口数、前週金曜日-3.5%、月曜日+2.1%、水曜-0.8%、金曜-6.4%、同平均単価、-2.4%、-6.5%、-9.5%、-3.3%、FAJ市場は昨年対比で入荷数量、前週金曜日+1.8%、月曜日+3.4%、水曜+1.4%、金曜+0.2%、同平均単価、±0%、±0%、-6.7%、-13.8%、となっています。全体的にみると入荷量は前年並みに出てきており、単価安に見えますが、新盆需要期での菊類等の市況が強めに推移しているので安値感が無いように思えます。引き合いの強いものは、菊類、りんどう、テッポウ百合等になります。来週は、りんどう等は出てくる見込みですが今までの品薄感がありますので強めの引き合いで推移しそうです。また、国産の小菊、スプレーマムが少ない分、マレーシア産のスプレーマムやサンティニ等の輸入物の入荷は潤沢に入荷しています。スターチースも順調に出てくる見込みです。

営業本部 今井克己