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市況レポート Vol.297

2021.05.21

例年よりも早い梅雨入りの予報が出ており、今週は雨マークの日が多く湿度の高い一週間となりました。今年の母の日はコロナ渦、ゴールデンウィークの最終日あったにもかかわらず、全般としてはよく売れた「母の日」のようでした。昨年の緊急事態宣言下よりも緩やかな店舗規制だったため、実店舗販売は昨年の傾向とはまた異なる傾向にあったようです。ネット販売も期待大で昨年対比で伸びたところが多かったものの、店舗がオープンしていたところが多かったため実店舗の方が売れた感があったよう。店舗では宣言の影響で高齢者よりも若者層の購買者が多く、そのため単価としては求めやすい単価が人気だったとのこと。母の日前の市況は、入荷量は例年並み、単価は昨対110~120%、一昨対103~106%で引きあい強い相場でした。今週の入荷量は昨対91~108%、平均単価は昨対110~120、一昨対91~94%でした。

例年であれば入荷量のピークを向かえる、長野県産のシャクヤクは今年は4月の霜の影響でいつもの三分の一程の入荷量のようです。また群馬県産のタイツリソウなどの草花も影響を受けた模様。季節商材としてはアジサイ、ヒマワリ、ブルーベリー、リョウブなどの枝物が人気です。

5月 第3週17日月曜日の全品目の入荷状況の一覧表は下記のURLのリンクからご覧ください。

全品目の概況一覧