市況レポート Vol.248
2018.07.13
6月29日、関東甲信地方の梅雨明け。平年(7月21日ごろ)より22日早く、昨年(7月6日ごろ)より7日早い梅雨明けです。関東甲信地方が6月に梅雨明けするのは初めてのことです。(これまで関東甲信地方で最も早く梅雨が明けたのは2001年の7月1日でした。)
早過ぎる梅雨明けは、植物の生育にも影響を及ぼします。これからの時期は、露地栽培の出荷が多くなっていきますが、灌水設備が整っていない露地栽培では、梅雨の時期の雨を頼りにしています。雨が降らず、夏日が続けば、生育が止まってしまい、丈もボリュームも取れずに花を咲かせてしまい前進出荷となってしまいます。ハウス栽培では、高温障害による花の奇形や生育不良(花が小さい、色飛び、丈が短い)が多発すると予想されます。植え替えしている暖地産のカーネーションやその他草花も株がしっかりと出来ずに花芽が立ち上がってしまう事が予想され、花芽調整をしたりして、秋口の出荷が遅れる事も予想されています。夏場で主体となる高冷地産の出荷に関しますと北海道は、逆に天候が悪く夏日になったと思ったら3週間も曇りや雨が続き、生育不良が起こり病気で枯れてしまったり、生育が遅れているとの事です。
そして、6月末に発生した台風7号をきっかけで、西日本に記録的豪雨が襲いました。西日本各産地で、壊滅的被害が出ているとの事です。心よりお見舞い申し上げます。
年々、異常気象による被害が広範囲に酷くなっており、今年の8月〜11月の期間は、不安定な出荷と品質が予想されます。御注文に対して、品目によってはその都度の御相談なるかも知れませんので、宜しくお願い致します。
6月29日、関東甲信地方の梅雨明け。平年(7月21日ごろ)より22日早く、昨年(7月6日ごろ)より7日早い梅雨明けです。関東甲信地方が6月に梅雨明けするのは初めてのことです。(これまで関東甲信地方で最も早く梅雨が明けたのは2001年の7月1日でした。)
早過ぎる梅雨明けは、植物の生育にも影響を及ぼします。これからの時期は、露地栽培の出荷が多くなっていきますが、灌水設備が整っていない露地栽培では、梅雨の時期の雨を頼りにしています。雨が降らず、夏日が続けば、生育が止まってしまい、丈もボリュームも取れずに花を咲かせてしまい前進出荷となってしまいます。ハウス栽培では、高温障害による花の奇形や生育不良(花が小さい、色飛び、丈が短い)が多発すると予想されます。植え替えしている暖地産のカーネーションやその他草花も株がしっかりと出来ずに花芽が立ち上がってしまう事が予想され、花芽調整をしたりして、秋口の出荷が遅れる事も予想されています。夏場で主体となる高冷地産の出荷に関しますと北海道は、逆に天候が悪く夏日になったと思ったら3週間も曇りや雨が続き、生育不良が起こり病気で枯れてしまったり、生育が遅れているとの事です。
そして、6月末に発生した台風7号をきっかけで、西日本に記録的豪雨が襲いました。西日本各産地で、壊滅的被害が出ているとの事です。心よりお見舞い申し上げます。
年々、異常気象による被害が広範囲に酷くなっており、今年の8月〜11月の期間は、不安定な出荷と品質が予想されます。御注文に対して、品目によってはその都度の御相談なるかも知れませんので、宜しくお願い致します。
営業部 早坂
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