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市況レポート Vol.173

2015.07.22

 

7月19日の日曜日の関東甲信は広い範囲で晴れ、気象庁は19日午前、平年や去年より2日早く梅雨明けを発表しました。翌20日も中国地方から関東を中心に良く晴れ、中国地方と近畿、東海地方にも梅雨明けが発表されました。梅雨明けの発表と共に各地で35℃以上の猛暑日になるなど厳しい暑さになっていて、熱中症に十分な注意が必要となる本格的な熱い夏の到来となりました。
それでは、7月中旬の市場の状況を見てみると、単価高傾向となった新盆の商戦後も入荷量は昨年比では横ばいでの推移となり、3連休がらみで週末需要も強くなった先週までは単価高での市況推移が続きました。しかしながら、今週に入ると猛暑の影響で小売りの動きが鈍くなったこととこれまでの単価高の反動もあり、一転して単価安傾向での市況推移となってきました。昨年は、この時期から下落傾向だった市況が上昇傾向に転じていた為に、22日水曜日からは昨年比でほぼ同程度での単価推移となりました(表1参照)。
今後は、8月盆に向けて菊類を中心に徐々に入荷量は増えていくと思われますが、暑さの影響により前進傾向が伝えられている産地もありますので、今後も情報を早めに収集して発信していきたいと思います。
ところで、長らく今井が花き市況レポートを担当させていただきましたが、次回より担当者が代わります。長くご愛読いただきまして、ありがとうございました。今後は新たな切り口でのレポートとしてスタートします。引き続きご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。

7月19日の日曜日の関東甲信は広い範囲で晴れ、気象庁は19日午前、平年や去年より2日早く梅雨明けを発表しました。翌20日も中国地方から関東を中心に良く晴れ、中国地方と近畿、東海地方にも梅雨明けが発表されました。梅雨明けの発表と共に各地で35℃以上の猛暑日になるなど厳しい暑さになっていて、熱中症に十分な注意が必要となる本格的な熱い夏の到来となりました。

それでは、7月中旬の市場の状況を見てみると、単価高傾向となった新盆の商戦後も入荷量は昨年比では横ばいでの推移となり、3連休がらみで週末需要も強くなった先週までは単価高での市況推移が続きました。しかしながら、今週に入ると猛暑の影響で小売りの動きが鈍くなったこととこれまでの単価高の反動もあり、一転して単価安傾向での市況推移となってきました。昨年は、この時期から下落傾向だった市況が上昇傾向に転じていた為に、22日水曜日からは昨年比でほぼ同程度での単価推移となりました(表1参照)。

今後は、8月盆に向けて菊類を中心に徐々に入荷量は増えていくと思われますが、暑さの影響により前進傾向が伝えられている産地もありますので、今後も情報を早めに収集して発信していきたいと思います。

ところで、長らく今井が花き市況レポートを担当させていただきましたが、次回より担当者が代わります。長くご愛読いただきまして、ありがとうございました。今後は新たな切り口でのレポートとしてスタートします。引き続きご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。

営業本部部長 今井克己

表1 <2015年7月第3週~第4週 前年度対比> 

 
7月13日(月) 7月15日(水) 7月17日(金)  7月20日(月) 7月22日(水) 7月24日(金)
OTA 入荷口数 96.7  100.7  101.2  96.9  99.2  97.7 
  平均単価   115.9  119.3  112.2  105.0  100.2  104.1 
FAJ 入荷口数   100.1  104.8  106.9  101.1  102.8  105.3 

平均単価   120.4  117.6  112.4  109.1  98.0  98.8 

(%)