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市況レポート Vol.159

2014.12.19

今年の12月は北海道、東北地方、北陸地方などでは異例の大雪が続いており、昨日18日は名古屋でも9年ぶりに23㎝の積雪を記録するなど交通機関にも大きな乱れが生じました。本日、風はおさまりましたが週末にはまた天気は崩れる予報となっています。
この2週間の市場の状況を見てみると、先週後半からようやく入荷量も増えてきたのですが、先週末からの曇天模様や積雪をともなう不安定な天候の影響で、入荷量は減少傾向に転じ、クリスマス、年末商戦を前にして、菊類をはじめとして、ストック、スナップ、カスミ草、トルコキキョウ、バラなど多くの商材で品薄感が非常に強くなり、本日19日(金)は高値での取引きとなりました(表1参照)。※1)2)FAJの松市の数字は、愛媛の小田若松の入荷が15日(月)に遅れて入荷したことで松市と15日(月)の数字にズレが出ています。※3)大田花き、FAJ共に17日(水)が千両市だった為に、昨対比では数字が大幅に増えたことになっています。
さて、先日行われた松市と千両市の状況ですが、両品目共に下位等級へ注文が集中し、取引状況のほうも下位等級が非常に強めの市況推移となりました。その結果、入荷量は共に10%程度少なかったのですが、平均単価は昨年よりも高値となりました。筋物の若松や千両は、上位等級の価格をみると下げ傾向にあって、下位等級は引き合いどおりの高値傾向となりました。上位等級、下位等級という区別ではなく、ある程度の大きさのもので使いやすいサイズに人気が集中してきていて、今までの等階級別での価格形成にかなり変化が出てきています。
今年も表日は、あと4回になりました。品薄感が出ている中で年末商戦を迎えることになりますが、天候が回復してくれば入荷量も増えてくると思われますので、主要品目のご注文はしっかりとしていただき、実り多い年末商戦となるよう皆様と共にがんばって乗り切りたいと思います。それでは、皆様良いお年をお迎えください。本年もいろいろとありがとうございました。
今年の12月は北海道、東北地方、北陸地方などでは異例の大雪が続いており、昨日18日は名古屋でも9年ぶりに23㎝の積雪を記録するなど交通機関にも大きな乱れが生じました。本日、風はおさまりましたが週末にはまた天気は崩れる予報となっています。
この2週間の市場の状況を見てみると、先週後半からようやく入荷量も増えてきたのですが、先週末からの曇天模様や積雪をともなう不安定な天候の影響で、入荷量は減少傾向に転じ、クリスマス、年末商戦を前にして、菊類をはじめとして、ストック、スナップ、カスミ草、トルコキキョウ、バラなど多くの商材で品薄感が非常に強くなり、本日19日(金)は高値での取引きとなりました。(表1、2参照)なお、FAJについて愛媛の小田若松の入荷が15日(月)に遅れて入荷した影響で、7日(日)と15日(月)の数字に昨年との比較で数量に大きな差が出ています。また、大田花き、FAJ共に17日(水)が千両市だった為に、昨対比では数字が大幅に増えたことになっています。
さて、先日行われた松市と千両市の状況ですが、両品目共に下位等級へ注文が集中し、取引状況のほうも下位等級が非常に強めの市況推移となりました。その結果、入荷量は共に10%程度少なかったのですが、平均単価は昨年よりも高値となりました。筋物の若松や千両は、上位等級の価格をみると下げ傾向にあって、下位等級は引き合いどおりの高値傾向となりました。上位等級、下位等級という区別ではなく、ある程度の大きさのもので使いやすいサイズに人気が集中してきていて、今までの等階級別での価格形成にかなり変化が出てきています。
今年も表日は、あと4回になりました。品薄感が出ている中で年末商戦を迎えることになりますが、天候が回復してくれば入荷量も増えてくると思われますので、主要品目のご注文はしっかりとしていただき、実り多い年末商戦となるよう皆様と共に頑張って乗り切りたいと思います。それでは、皆様良いお年をお迎えください。本年も色々とありがとうございました。

営業本部部長 今井克己

表1 <2014年12月第2週~第3週 2013年度対比> 

 
12月8日(月) 12月10日(水) 12月12日(金) 

12月15日(月)

12月17日(水)

 (千両市含む)

12月19日(金)
OTA 入荷口数 90.0  96.5  106.8  101.1  113.4  96.0 
  平均単価 92.9  109.4  114.2  104.7  145.6  106.6 
FAJ 入荷口数 88.3  86.2  98.6  143.8  139.5  94.1 

平均単価 100.8 111.6  108.4  104.9  133.6  101.6 

(%)

表2 <松市 2013年度対比> 

    松市12月7日(日)
OTA 入荷口数 92.6 
  平均単価 104.0 
FAJ 入荷口数 51.3 
  平均単価 112.1 

 (%)