関東甲信地方でも、5月29日午前に梅雨入りしたとみられると気象庁から発表がありました。平年に比べると10日程早く、同庁が1951年に統計を取り始めて以来、3番目の早さだそうです。しかしながら、梅雨入り発表後にはまとまった雨はまだ降っていませんね・・・。さて、梅雨の時期を迎えて例年通りに高冷地の産地の出荷がだいぶ多くなってきました。暖地の商品からは蒸れや腐りなどが見受けられるものもあり、商品管理には細心の注意が必要な時期となってきました。5月下旬からの市場状況をみると、両市場で多少のばらつきはありますが、入荷量は微減から微増、単価の方は10％前後安での推移となっています。今週の後半から、入荷量もだいぶ落ち着いてきており、市況もやや戻しぎみとなっています（表1参照）。5月のトータルの数字を振り返ってみると、母の日までは堅調な市況推移でしたが、中旬以降は単価安傾向が続いた為、1か月でみると昨年とほぼ同じような結果となっています（表2参照）。来週末の父の日（資料1）に向けて、シンボルカラーである黄色の花の代表格となっているヒマワリは、市場への注文も多く入っていて品種によっては欠品が出るようなことも言われております。婚礼需要等とも重なる商品もでてきますのでご注文はお早目にお願いします。 

営業本部　今井克己

表1　<２０１３年５月第５週～６月第２週　２０１２年度対比> 

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表2　<５月トータル　２０１２年度対比> 

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資料1（PDFファイル）
「Flower　Calender」　父の日
大田市場花き部仲卸協同組合青年部作成