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産地レポート Vol.9

2014.11.14

 

11月10日(月)茨城県神栖市波崎に松・千両の産地視察のため訪問しました。この辺りは、日本で松・千両の生産量No.1の生産地です。
まずは、松の専業農家、田向農園さんへ。総面積3ヘクタール以上という広大な農地で、筋物の門松、若松や3m以上の大きな松、大小の貼苔松、三光松など多様な松を生産しています。今年は、11月3日から、切出しの作業を開始し、訪問したその日は苔松の苔を貼る作業も始まったところで、作業場内には様々な松が多く運ばれていました。今年の総出荷数量は、100万本以上になるそうですが、年々注文が増えている若松の下位等級出荷予定は少なそうとのことです。これから切る予定の畑は多くあるとのお話で注文分には対応していただけそうです。
岡野農園さんは、松と千両の両方を生産しています。今年の松の総集荷数量は約20万本の予定で、田向さんと同様、11月3日から松の切出しの作業を始め、次に千両が控えているため、23日頃までには松の作業は終わりにするそうです。当日は若松の選別作業が進んでいて、岡野さんはこだわりの選別基準があります。若松を太さによって1等~5等に分けてさらにその中でも穂の長さによって、L、M、S、盛りの4種に区分しています。よって、若松だけでも20区分に選別されていることになります。この選別により、買い手も使う用途によって、注文を出すことが出来きるようになります。
次に、千両の畑を見せていただきました。今年の総出荷数量は25万本程とのことで、昨年よりも早生品種の色付きが早いそうで、美しい赤い実を付けた千両を多く見ることができました。千両も、房数と長さで厳密に選別されていて、毎年とても使いやすい商品を提供していただいております。

11月10日(月)茨城県神栖市波崎に松・千両の産地視察のため訪問しました。この辺りは、日本で松・千両の生産量No.1の生産地です。

まずは、松の専業農家、田向農園さんへ。総面積3ヘクタール以上という広大な農地で、筋物の門松、若松や3m以上の大きな松、大小の貼苔松、三光松など多様な松を生産しています。今年は、11月3日から、切出しの作業を開始し、訪問したその日は苔松の苔を貼る作業も始まったところで、作業場内には様々な松が多く運ばれていました。今年の総出荷数量は、100万本以上になるそうですが、年々注文が増えている若松の下位等級出荷予定は少なそうとのことです。これから切る予定の畑は多くあるとのお話であらかじめの注文分には対応していただけそうです。

岡野農園さんは、松と千両の両方を生産しています。今年の松の総集荷数量は約20万本の予定で、田向さんと同様、11月3日から松の切出しの作業を始め、次に千両が控えているため、23日頃までには松の作業は終わりにするそうです。当日は若松の選別作業が進んでいて、岡野さんはこだわりの選別基準があります。若松を太さによって1等~5等に分けてさらにその中でも穂の長さによって、L、M、S、盛りの4種に区分しています。よって、若松だけでも20区分に選別されていることになります。この選別により、買い手も使う用途によって、注文を出すことが出来きるようになります。次に、千両の畑を見せていただきました。今年の総出荷数量は25万本程とのことで、昨年よりも早生品種の色付きが早いそうで、美しい赤い実を付けた千両を多く見ることができました。千両も、房数と長さで厳密に選別されていて、毎年とても使いやすい商品を提供していただいております。