市況レポートVol.334
2025.05.06
入荷数量は増加傾向にありますが、引き合いは例年に比べて低調で、セリも全体的に低迷しています。背景にはトランプ関税による不景気感もあるかもしれません。昨年は母の日前に好調な動きが見られましたが、今年は「母の日らしさ」に欠け、ゴールデンウィーク中のオーダーも鈍い状況です。
4月29日は大安ということもあり、ブライダル需要によって金曜日にはやや引き合いがありました。
商品の見通しとしては、葉物の一部に逼迫感がある程度で、全体としては各品目とも供給が安定しています。国産カーネーションはやや前進気味で、仕入れのピークは母の日前の金曜日に集中しそうですが、入荷のピークは月曜日と水曜日になる見込みです。
地域別では、北海道や関西エリアで比較的好調な動きが見られています。
おすすめ商品
ハーブ類、ゼラニウム
芍薬、洋シャク(これまで遅れ気味でしたが、潤沢になってきました)
グラジオラス(小輪形)ピュアベール(白に中心紫、長崎産)
丁字草(長野・群馬産、品質良好)
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