市況レポートVol.337
2025.06.21
入荷量について、6/6の「アジサイの日」を境に昨対を上回り、その前後は概ね安定または微減でした。金額・単価はアジサイ需要で6/6は大きく上昇。以降も昨年比105%前後で高値水準を維持しています。
ヒマワリは父の日向けに潤沢に入荷。黄色・オレンジ系のヒマワリ、バラ、カーネーションやグリーン(スプレーマム、トルコキキョウ、葉物)が好調。父の日後~今週:最高気温35℃の夏日が続き、全体引き合いは鈍化。セリの活況も一時落ち着きました。
菊類は夏菊シーズン前の端境期。来月から高冷地産が始まり、供給安定を見込む段階に入ります。
来週以降の入荷見通しは、全体としては入荷量は概ね昨年並みの横ばい予測。国産カーネーション高温早出荷で終了。以後は輸入中心の入荷へ移行。
トルコキキョウ暖地産の2番花が終了し、やや供給減少。
今週のおすすめ商材
・エキナセア(サハリン、ミルクシェイク等の白系)
・モナルダ(蕾もの/山形産):涼しげな香りが特徴のハーブ花材
・マウンテンミント:シルバーグリーンの葉色が美しく、クールなアクセントに
・野良ニンジンのシード:可憐な花と種がセットになったユニークな枝もの
・グラス系(ディバタム、カルカヤ、スモークグラス、グリーンスケール)
・アキレア白「ノブレッサ」(北海道産):マトリカリア風の八重咲が愛らしい
地方市場や量販店では、ネイティブフラワーの人気も継続中です。
今後も市場動向を踏まえ、定期的に入荷情報とおすすめ商材をお届けいたします。ご要望やご不明点がありましたら、ぜひお知らせください。
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