市況レポートVol.333
2025.04.22
4月第2週以降、入学式需要は終了し、単価は下落傾向、小売も動き鈍化。一般消費については世界的な経済不安(いわゆる“トランプショック”)の影響も懸念されます。またイベント閑散期のため、軟調相場が続いています。葬儀・婚礼についても春シーズンながら動きは鈍い状況。需要は初夏商材へシフト。ヒマワリなど夏の花が早期に出始め、好評を得ています。4月末祝日・ブライダルについて、引き続き需要高めの見通し。
商品状況について
輪菊類:増加傾向、単価は横ばいで安定見込み。
カーネーション:国産カーネーションは来週以降天候次第ですが、天気予報から増加し、潤沢な入荷が予想されます。やや前進気味傾向。希少品種は供給逼迫。輸入品の動向は未確定のため、入荷速報を注視ください。お彼岸、3月末の結果より受注は小康状態です。
草花系:暖かさを受け順調に開花。ブルースターはピークを迎えています。
花菖蒲:作付け減少のところ、やや遅れ気味で希少性高い状況。
スズラン:1~2月の寒波で生育が遅延中。スズランの日に向けて逼迫予測。
トルコキキョウ:品薄が続き逼迫、特に白色。
葉物・来週以降、母の日向け葉物(レモンリーフ、レザーファンなどのグリーン類とゼラニウム。)が動き出します。
おすすめ商品
マーガレット ピンク系(シュガーストロベリー、ドリームカシス)
クリスマスローズ(グリーン アンシリーズ/長持ち性抜群)
フランネルフラワー(クリーム色 フェアリーカスタード)等
今後も入荷状況の変動が予想されますので、随時市場情報をチェックいただき、仕入れ計画にお役立てください。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
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