市況レポートVol.331
2025.03.26
お彼岸商材の状況について、例年の相場高騰を避けるため、量販店や地方市場を中心に事前発注や市場外から輸入品の調達が積極的に行われていました。しかし実際には、場内にも十分な数量が確保されたため、事前手当て品との重複により相場が立ちにくい状況が発生しました。
また、沖縄産の小菊や和歌山産のチースは出荷見通しが不安定だったものの、降雪予報など天候不順により、彼岸入り直前の週末は消費が伸び悩みました。特に10日のお彼岸は出荷遅れの商品が一気に入荷したため、菊類が売れず苦戦しました。14日にはピークを迎え白菊の入荷量も増加しましたが、来週以降は通常の入荷量に戻る見込みです。
卒業・送別・ブライダル需要について、卒業式需要は3月初旬から堅調に推移しています。桜、コデマリ、雪柳などの枝物、スイトピー、チューリップ、ガーベラなど洋花中心に強い引き合いがありました。仏花と洋花との需要差が目立つ状況でした。
送別会やホワイトデー需要についても男女問わず好調で、20日頃のブライダル需要も期待されています。来週は洋花類(球根、草花、ホワイトレースなど)が増加する見込みで、送別需要向けの洋花提案が有効となります。
今後のおすすめ商品は、例年より2か月遅れで入荷しているクリスマスローズの大輪アンシリーズ「レッドアン」60-70cmなどは、今年は4月にピークを迎える見通しです。ぜひご提案いただければと思います。
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