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市況レポート Vol.139

2014.02.07

 

2月に入りました。関東圏でも3日の月曜日には、日中は18℃近くまで気温が上がり暖かさを感じさせる陽気となりましたが、翌日から再び強い寒気が入り4日の火曜日の夕方には都内の都心部でも雪の舞う天気となりました。そのまま寒気は居座り続けており、全国的に真冬の寒さとなっています。週末には、雪の予報も出ておりまだまだ寒い日が続きそうです。さて、この2週間の市場の状況を見ても、入荷量は少なめでの推移となっていて昨年と比べると入荷減の単価高での市況推移となっています。また、1月トータルの数字を見ると、表日が1日多かったことで入荷量は前年比でほぼ横ばいから微増となり、単価は5%ほどの単価高となっています(表1参照)。前回は、円安の影響で輸入商品の入荷も少ないという話をしましたが、国内の産地の状況を見ると、昨今の重油高による暖房コストの高騰により、施設栽培においてはこの時期に生産しても採算が合わないという声もよく聞くようになりました。また、ここ2年ほどは3月の需要期の単価安も影響して、生産量が減少していることも入荷減の要因となっています。昨年の千両の販売の時にも触れましたが、生産地、市場、仲卸、小売りという流通のなかで、安定(適正)価格での取引きが出来る方法をいろいろな観点から考え、取り組んでいくことが必要だと思います。いよいよ、来週末はバレンタインデーです。4年目となった「フラワーバレンタイン」を足掛かりとして、3月春本番の花の需要期に向けて弾みをつけて行きたいですね。

2月に入りました。関東圏でも3日の月曜日には、日中は18℃近くまで気温が上がり暖かさを感じさせる陽気となりましたが、翌日から再び強い寒気が入り4日の火曜日の夕方には都内の都心部でも雪の舞う天気となりました。そのまま寒気は居座り続けており、全国的に真冬の寒さとなっています。週末には、雪の予報も出ておりまだまだ寒い日が続きそうです。さて、この2週間の市場の状況を見ても、入荷量は少なめでの推移となっていて昨年と比べると入荷減の単価高での市況推移となっています。また、1月トータルの数字を見ると、表日が1日多かったことで入荷量は前年比でほぼ横ばいから微増となり、単価は5%ほどの単価高となっています(表1、2参照)。前回は、円安の影響で輸入商品の入荷も少ないという話をしましたが、国内の産地の状況を見ると、昨今の重油高による暖房コストの高騰により、施設栽培においてはこの時期に生産しても採算が合わないという声もよく聞くようになりました。また、ここ2年ほどは3月の需要期の単価安も影響して、生産量が減少していることも入荷減の要因となっています。昨年の千両の販売の時にも触れましたが、生産地、市場、仲卸、小売りという流通のなかで、安定(適正)価格での取引きが出来る方法をいろいろな観点から考え、取り組んでいくことが必要だと思います。いよいよ、来週末はバレンタインデーです。4年目となった「フラワーバレンタイン」を足掛かりとして、3月春本番の花の需要期に向けて弾みをつけて行きたいですね。

営業本部部長 今井克己

表1 <2014年1月第5週~2月第1週 2013年度対比> 

    1月27日(月) 1月29日(水) 1月31日(金)  2月3日(月) 2月5日(水) 2月7日(金)
OTA 入荷口数 96.3  98.4  97.4  90.0  86.9  95.4 
  平均単価 110.8  108.2  102.6  102.6  107.8  103.2 
FAJ 入荷口数 98.8  109.1  100.6  94.4  103.9  100.8 

平均単価 109.1  102.2  102.4  100.4  107.1  101.8 

 (%)

表2 <1月トータル 2013年度対比> 

    1月合計
OTA 入荷口数 100 
  平均単価 104.5 
FAJ 入荷口数 106.7 
  平均単価 104.8 

 (%)

フラワーバレンタイン2014

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