13日の水曜日には、福岡市で桜（ソメイヨシノ）が開花したとの発表がありました。全国で最も早い開花で、平年より10日、昨年より14日早く、観測開始（1953年）以来、最も早かった2009年と同じく最速での開花だそうです。2月の下旬から3月上旬にかけて、平年を上回る気温が続いたため、一気に開花したとみられています。また、東京でも今週末にも開花するとの予想が出ています。この暖かい気温の影響もあり、お彼岸をひかえた市場の入荷量も徐々に増加し、今週に入ってからは大幅な入荷増となりました。市場の状況をみてみると、昨年比で1割以上の入荷増の市日が多く、菊類を中心としたお彼岸商材に関しても、国内産及び輸入品も潤沢な入荷量で推移し大幅な単価安となりました。昨年比での平均単価は2割以上も安くなっています（表1参照）。来週にかけても、入荷量は潤沢な見込みで、弱含みでの市況推移が予想されます。今後、しばらくは、落ち着いた市況となるでしょう。今週末の17日の日曜日がお彼岸の入りです。みなさんも、墓前にお花をお供えしてご先祖様のご供養をいたしましょう。 

営業本部　今井克己

表1　<３月第２週～３週　２０１２年度対比> 

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