連日、暑い日が続いております。いよいよ8月に入り、今週はお盆向けの仕入れのピークを迎えました。入荷の動向を見てみると、7月の下旬頃から菊類等は前進傾向での入荷となっていましたが、高温や雨不足の影響で開花遅延に転じた産地が多くあり、8月に入ってからは入荷が伸び悩みました。茨城県産の小菊等は、6月の台風による曲りが多く、予想以上に回復が遅れ、6日以降は右肩下がりの入荷となりました。注文品の欠品等も発生し、8日の水曜日、本日の10日金曜日は堅調な相場での推移となりました。市場の状況を見てみると、3日金曜日、6日月曜日の入荷が予想より少なめでしたが、猛暑で小売店の仕入れが最小限に絞っていてこともありやや強めでの市況推移でしたが、8日水曜日と本日10日金曜日は積極的な買いも入り菊類を中心に高値での推移となりました（表1・2参照）。週明けの13日は、引き続き堅調な相場が予想されますが、15日以降は入荷、引き合いともに落ち着いてくると思われます。白菊の上位等級の入荷は少なめの予想です。今後も、厳しい暑さが予想されますので、品質の見極め、管理には十分な注意が必要です。

営業本部　今井克己

表1　<２０１１年度対比> 

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