市況レポート70
2011.05.27
本日の午前、気象庁から関東甲信と東海で梅雨入りしたと見られると発表がありました。例年と比べると約2週間早い入梅です。暖地から高冷地への切り換わりの時期となり、菊類等は品薄感が出て来ました。市場の状況をみてみると、OTA市場は昨年対比で入荷口数、月曜日+4.3%、水曜+8.7%、金曜+0.6%、同平均単価、-8%、-5%、-3.7%、FAJ市場は昨年対比で入荷数量、月曜日+0.8%、水曜+4.0%、金曜+13.3%、同平均単価、-6.3%、±0%、-11.5%、となっています。今週に入り入荷は増えてきていましたが相場は落ち着いた値動きで入荷増の単価安の市況となりました。商品状況としては遅れていた芍薬などは追いついてきており、またカーネーションも暖地の出荷がまだ続くため、極端な品薄にはならず、高冷地が出揃うのは6月中旬ごろの見込みです。需要が少ない時期になるので、弱含みの相場は変わらないと思われますが、産地切り替えの商材は注意が必要です。
営業本部 今井克己
カテゴリー
年別