市況レポート Vol.69
2011.05.13
日中は汗ばむような陽気の日もある今日この頃です。先週末の母の日、当初は東日本大震災による自粛ムードで苦戦の声も多く聞かれましたが、首都圏の駅近くで展開するお店や繁華街のお店、またカタログやインターネットでの限定商品等では前年を上回る売れ行きで活況をみせたところも多かったようです。市場の状況をみても事前の受注状況も昨年の8割程度にとどまり、特にカーネーションは前年と比べると輸入品、国産品ともに入荷も少なかったため、2割程の単価高の市況となりました。先週からの市場の状況をみてみると、OTA市場は昨年対比で入荷数量、2日月曜-1.9%、4日水曜-4.3%、6日金曜-11.5%、同平均単価、-4.9%、-6.3%、+19.4%、入荷数量、9日月曜日-5.1%、11日水曜+5.8%、13日金曜+13.0%、同平均単価、+7.1%、-4.1%、-19.0%、FAJ市場は昨年対比で入荷数量、2日月曜-7.3%、4日水曜-15.1%、6日金曜-17.8%、同平均単価、±0%、±0%、+23.5%、入荷数量、9日月曜日-7.1%、11日水曜-1.1%、13日金曜+8%、同平均単価、+13.6%、+2.1%、-20%、となっています。先週の市況は入荷減の単価高傾向となりました。今週に入ると、需要も一段落し天候も今ひとつだったこともあり、週初は入荷減単価高の市況も見られましたが中日以降は入荷も徐々に増えはじめて、本日は入荷増で大幅な単価安となりました。
今後は、草花、芍薬等を中心に入荷も増えていき、相場も弱含みで推移して行く見通しです。
営業本部 今井克己
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